日経xTEC:品質不正を起こさないための7カ条 連載2022.10.25 09:51複数部門の兼務は出世の近道? 品質不正防止の第7条は「兼務を断ろう」です。複数の部署を兼務している会社員は少なくありません。特に経営企画部と社内監査部の部長を兼務しているような人は、経営陣からの信頼が相当厚いように見受けられます。しかし兼務には重大なリスクが隠されています。 日経クロステック(xTECH)なぜリーダーには高い好感度が要るのか?不正を防ぐ理想の上司とは 今回は品質不正の事例を反面教師として、理想の上司像を考えます。理想の上司像は古くから議論されているテーマですが、ここでの考え方の軸は不正防止だけではなく、組織の成長との両立にあります。不正防止と成長はトレードオフのような関係にみえるかもしれませんが、実は共通点があります。それは働く人にとって幸せな職場かどうかという点です。日経クロステック(xTECH)品質不正防止の要は人事システムにあり 不正防止の観点では、人事ローテーションには次の3つの目的があります。[1]取引先との癒着を防ぐ[2]不正を引き継がせない[3]しがらみのない外部の人間による監視を利かせる――です。日経クロステック(xTECH)保身に走る管理職、パワハラと品質不正の関係とは パワハラ体質の職場では従業員が心身を傷めるケースが珍しくありません。どの経営者も幸せな職場にしたいはずですが、真逆の環境といえます。では、幸せな職場かどうかをどうすれば測れるのか。その方法の1つに、企業理念に共感する社員の割合を測るというものがあります。日経クロステック(xTECH)セクショナリズムが強いと品質不正が起きやすいのはなぜか 周りの部門に無関心だと、自部署さえよければよしとする考え方、つまりセクショナリズムに陥りやすくなります。セクショナリズムには「排他型」と「無関心型」があります。どちらもその弊害は、競争力や生産性の長期的な低下をもたらすということです。この状態に陥ったときのワーストシナリオが品質不正です。日経クロステック(xTECH)コスト部門を見下す辣腕社員の危険性 品質不正防止の第2条は「コスト部門を軽視するな」です。ここでいう「コスト部門」とはコストセンターだけでなく、検査部門のように現場でコストとみられがちな部門も含めます。日経クロステック(xTECH)社内格差の固定が不正を生む 品質不正防止の第1条は「日陰の人に光を」です。ここで言う「日陰の人」とはぱっとしない人や地味な部門の人のことです。日陰の反対には日なたがあり、経営者や輝いている部門の人は日なたの人といえます。日の当たらない人たちに光を当てるというのは、彼らにも活躍のチャンスがあるべきだという意味です。日経クロステック(xTECH)勝ち組社員が育ててしまう不正の温床 日野自動車の品質不正は、中大型車のディーゼルエンジンの燃費・排ガスの検査不正の発覚から始まりました。この件の調査報告書は2022年の8月2日に公表され、そのわずか20日後の同月22日には、国土交通省の立ち入り検査で小型トラック用エンジンの性能試験における不正が発覚しました。結果的に、同社の国内向け車種のほとんどが販売不能に陥りました。日経クロステック(xTECH)品質コンプライアンスを考える品質不正に関するコンテンツのリンク集です。 安岡孝司フォロー2023.06.26 23:04日経ものづくり:品質不正を防ぐ7カ条 連載2022.10.25 09:44リスクマネジメントTODAY:社内格差が品質不正を生み出す0コメント1000 / 1000投稿
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